痛恨のミス。そして一年ぶりのてんかん発作。
昨夜、ちょうど一年ぶりにギズモが発作をおこした。
すべての原因は飼い主である私の油断。事前にケアをすれば防ぐことが出来たはず。
ギズモつらい思いをさせて、本当にごめんなさい。
発作は昨夜20:00すぎにおこった。19:30に私が仕事から帰宅し、いつもどうりすぐに水分をとらせたあと、ごはん前の少しの時間リビングで遊ぶ。その後ご飯の準備にとりかかったときに、「助けて!」と私のひざに飛びついてきた……身体が思うように動かず硬直し、右後肢が勝手に上にあがっていく。顔面も半分ひきつっていく。「助けて!」となんとか私の顔をみつめて膝にしがみついてくる。
発作がおこった考えられる要因
〇気圧アプリが昨日21:00から警戒マークだったほど気圧の変化があった
〇昨日から急な寒波
この2点をふまえて朝から自律神経のケアをしておくべきたったのに、最近の調子の良さにかまけて
おこたりました。もう一度。ギズモごめんなさい。
飼い主の失敗
〇私が仕事で外出のため普段よりギズモは水分摂取が少なかった。
〇加湿器の水がきれていて、私が帰宅時は湿度28度という乾燥部屋になったいた。
→これは痛恨のミス。寒波で普段より乾燥することが想像できたのにもかかわらず、加湿器を満タンにしておかなかった。飲水量も少ないし脱水ぎみになったかもしれない。
〇急な寒波だったのに早朝から散歩にいった
→急な寒波の日、シニアのワンちゃんは無理にお散歩いかないでね!なんて言っていたくせに自ら無理にいってしまった。というのも前日が雨のためお散歩にいけなかったので、迷ったけれど安静よりもお散歩をすることを優先した。たしかに散歩は非常に大切ですが、安静にしたほうがいい日もある。この判断が大切。ギズモはもう11歳になるということを改めて肝に銘じなければならない。
〇ご飯の量を調整せずたっぷり与えていた
朝の段階では気圧の波はきていなかったので、たっぷり与えてしまった。こんな天気のときには少し減らすべきだった。
〇帰宅後にかなり激しくリビングで遊んだ。
かなり興奮させてしまった。どう考えてもゆっくり落ち着いて過ごさせるべきだった。
発作がおこり約30分で大量の胃液を吐いた。その後も震えがおさまらず、ソファーの下に入ってしまった。もし意識がなくなったときにソファーでぶつけると危ないので、なんとか誘導して柔らかいクッションの中にはいらせた。普段は入らないけれど、こういうときには必ず入る。小刻みな震えもすべておさまったのは22:00前になっていた。長い。
水分をとらせるため、いろいろ用意するが飲まず。結局24:00にやっとクッションの中からでてきて、置いていた重湯、野菜の煮汁を飲んでくれた。それから2時間おきに重湯を与え、朝からは普段のご飯を少量ずつにきりかえた。
ギズモが震えている1時間30分そしてクッションから出てこない2時間。その日の自分の行動が悔やまれた。ギズモの体調不良はすべて飼い主である私の責任。防げるはずだった発作をおこしてしまいつらい思いをさせてしまった。毎日の元気でかわいい姿に、シニアだという認識がうすれたり、認めたくなかったり。また、活動的にはしゃぐ姿に安心し、細かいケアに油断がでてしまった。私は今回ギズモにつらい思いをさせたことを心に刻んだ。そして日々の積み重ねによって今日の健康な姿があるのだということを決して忘れない。